涼しくなる

ようやく涼しくなってきが気がする。昨夜は全くクーラの世話にはならなかったし、今日もまだクーラのスウィッチを入れてない。このまま少しずつ少しずつ涼しくなって、この地方でもっとも過ごしやすい季節、そして最も短い季節である秋がやってくる。スーパマーケットに並ぶ、果物や野菜は少しずつ秋が旬のものが目立ち始めたし、空の雲はもうかなり前から、運動会の時に見上げる空の様、夜空を彩る星々も、夏の星座が南中する時刻が早くなり、秋の星座が顔を見せ始める。そして一番最後に気温やカレンダが付いて来る。季節の移り変わり。暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言われる科白だけど、実際そんなもんなんだよな。季節を思うと旧暦の方が実感が強い。天然のクーラを感じる時。夕食を勢いで食べて熱くなった身体を冷ますために、ヴェランダに出る。俺の部屋は構造上だろう、表よりも2〜3度気温が高い。それだけの差だけど、表で夜風に当たると、なかなかどうして気分がよい。別に何が見えるわけじゃないのだけど、夜空を見上げるのは気分がよい。こんな所にも秋を感じる、小さい秋を見付ける。これをちょっと時間をかけて眺めるか、瞬間的に浮かんできた感情に言葉を与えてあげれば詩が紡げるのだろうけど、今日はそれをしなかった。出来るんだろうけど、って思って出来るものじゃないからね、気が付いたら自然に出来ているものを、思い出してあげるってのが素直な所かな。小説は逆にディスプレイの前で考える事の方が多い。スケッチ的な文章を書くことも最近してないなぁ、時々ここでやることもあるけど……。それはそれって所でしょうか。毎年覚えている日。あの時以来忘れられなくなった日。忘れずに、実家に電話をかける日。って事でテレフォンカードの残り度数が1になった、1だけってのはなかなか使い難いなぁ、テレカが余っていればいいんだけど。少しずつ移行状態に入って来たから、少しずつ遊んでいきましょう。