想いは力

そりゃぁ、思っているだけでも、それなりにパワーはあるんだろうし、思う事はすなわち力につながるとは、よく言っているけど。やっぱり実際に実行する事はなかなか難しい。手間な事、はじめるのがおっくうな事ほど、そんな気概が強くなる。だけど、そういうはじめるのが、おっくうに思える事ほど、一度はじめると、止めにくいのもまた本当の話。好きとか嫌いとか、より大きいするかしないかって事。最初にはじめる力があれば、それから先は案外と気楽に進むもの。最初の一歩は、計画的にはじまる事もあるだろうけど。まったく予定と違った状況で、第一歩を切るって事もある。そっちの方が進みやすかったりもする。何があるかって言うのではなくて、気が付いたら、自らの深意に動かされていたって状況かな。まぁ、こういう時に不意に動く位の思いがあれば、それはそれで立派な力だろし、こういう事は時を選ばずいつの日か形になるもの。でも、かなり難しいこと、日々のしがらみや、迷うべきではない本質的ではない事、様々な葛藤、その他色々。そんなこんなを乗り越えつつ、自分の意志を磨き続ける。疲れる事もあるし、止めようかなって思う事だってしょっちゅうやってくる。それで止めるか止めないかの違い。持ち続ける事、好きであり続けること。どっちの方を向いているかで、変わって見えるもの。ヘレンケラーの言葉だったかなぁ、「目の前の幸せの扉がしまったら、また別の幸せの扉が開く。ただ、閉じてしまった方に心を奪われて、見えなくなっているだけ」かなり違う気もするけど、言葉なんて自らにとって正確なイメージが伝わればそれでよい。無いものねだりをするんじゃなく、今ある幸せを精一杯享受する。損とか、苦労とか、不器用だとか……そんな事よりも、もっと見ていたい物があるんだろうな。