寝耳に水

寝耳に水な話。自らの行き先が、足元から音を立てて崩れそうな予感がある。原因が自分の中にあるのなら、まだしも、たった一人の人間の我侭で、沢山の人に被害が及ぶ。あぁ言う人間に権力を持たせては行けないのだろうけど、持ってしまった後ではもう遅い。誰にも、その力に対抗する事は出来ない。人なんだから、要求や欲求があるのは判る。それを伝えようと、指示したい気持ちも判る。ただ、それを絶対視する事はとても危険な事。自分の中でのみ成立する一分の正義だけを頼りに、自らの要求を押し通す。周りにその正義が通用するかなんてどこにも保障は無いのに、自己完結してしまっている。危険。言っている事も、ころころと変わって行く。自分の発言に対して、自分が一番責任を持ってない。昨日の言葉を信じて今日を生きることがもっも危険な世界に属する人。感情が一辺するのが、ホント瞬間でしか無い人。こちらがすると怒る事を、自分の中では押し通している。不条理。仕事なんだったらしょうがない。こういう事に悩ませられるのも給料のうちなんだろうし、そういう事を乗り越えて報酬って物をもらっているのだから……でも、そうでは無い。楽しいと思えない世界に誰が好き好んで残ろうと、世界を動かそうとするだろうか。世界の動きが、一人の横暴な我侭によって止められる。見る目があまりにも短すぎる。目的が結果を出す事になるのはあまりにも悲しいんじゃないか? 確かにその事も大切だけど、それだけならば、誰にだって出来る事。そして、こういう分野すべてを指し置いても、考えなければ行けない事もある。現代を人として生きるって事。人と人とがつながって生きている。それをどれだけ認識しているのだろうか? あまりにも世界が了見が狭い。一度もこの畑以外を耕した事が無い人にはこういうタイプが多いと聞いてはいたけど。ここまでとは、予想し得なかった。これが周りに及ぼす害の大きさ。本気で考えるべきなのかもしれない。