子どもの科学

毎月買っている雑誌の一つに「子供の科学」と言うタイトルの科学雑誌がある。プレゼンが済んだ日の今日。この地での、この雑誌の発売日。一つのステップをクリアした事だし、早めに帰宅にして、本屋に出かける事にした。プレゼンが済んだ日に、この雑誌を読めた事は、とっても大きい。感じた事を、形に表すと、これが一つの形なんだなって思えるようなものがそこに在ったから。別にものすごい事を、やっているわけではない。そこに在るのは、科学的なアプローチと言う最も基本的でかつ、全ての道に通じる方法。教科書に書いてある事を、本当に正しい事なのかと疑問を持つ大切さ。自らが納得して初めて、知識はその意味を深める。一つの事象に対して多方面から攻めて行く面白さ。疑問ってあちこちに転がっている、それを形に出来るか? その疑問を疑問と思い考え続けることが出来るか? 小学校の自由研究の発表も、研究期間の論文も本質的には変わらない。ただ、知っている範囲に応じて、解らない範囲も増えて来たり、使える器具が高級になってきて、もっと数多くの疑問に挑戦する環境があったり、の違いだけ。解る範囲が増えて来ると、それにつれて疑問点って言うのは、どんどんと増えて来る。どこから、そのものを観て。どこから考えるか、そして考え続ける事が出来るか。証明されている事をそのまま理解する事よりも、その証明が納得出来るまで自分自身で試してみる。それから派生する疑問を大切にする。解っているレヴェルがどこまでなのか? 理解、判断、分別。上手な発表をすることよりも、どれだけ解っているかよりも、どうして解ったのか、どう考えることが大切なのか? こう言う事って、生活に根ざしたスタンスみたいなもの。一朝一夕に身に付くとは思えないけど、少しずつ少しずつ。この道を歩いて行く。ようやく卵に成れたかな。