夢。忘れていた物を思い出させてくれるような感覚。忘れ様としていた物を、突き付けられる感覚。心の奥底に我が物顔で入り込んできて、決して忘れられない感動を呼び起こし、過ぎて行く。どれが正しいのか、どこかで矛盾を来しているのか、そんな事よりも、今自分が感じているこの気持ちが堪らなく悲しく、愛しい。面白いとか、感動したとか、良かったぁ〜とか、色々な言葉で表現する事も出来るのだろうけど、企画としての可能性と、これからの行く先の楽しみだなって思う気持ち、絡み合う因果の中では、ただ、好きな作品が一つ増えたって事が俺の中でもっとも大事な事。全ての縦糸と横糸が合わさり、一つの巨大な作品を示してくれる。少々あやふやな所を残し、遊び感覚、ユーザに想像力を働かせる余裕を残した上で、言いたい事を言いきる勇気。あら捜しを使用と思えば、どんなものにも際限なんて無い。その中、これだけの心の動きを与えてくれる。奇跡って起こるものなのか?起こすものなのか?時が流れている事に気が付かない事もあり、気が付いた時には今は昔。自分の視点が不安になる楽しさ。好きな作品が一つ増える。