ゼミ

生まれてはじめてのゼミ。小さな発表みたいな事は今まで何度となく経験してきたけど、こうして専門的な事を専門家の前で話すのははじめての体験。かなり緊張してしまった。一番大きな体験は、分っていても伝える事が出来なければ、それは解った事にはならないと言う事。人に物を伝えることの難しさ。自分の説明ではあやふやだったものが、説明してもらう事によってクリアになってしまうのは、この分野に入り込んでまだ間もない俺にしても、とっても悔しい。あんなに簡単に言葉に絵になる事を知った瞬間、まだまだだなぁ……って気持ちがとっても強くなる。課題は山積み、やった方が良い事はそれだけ多い。背景がはっきりと伝える事が出来ないと、先が続かない。それほど難しい事をやっているわけではない、でもつもりで満足していても行けないのかもしれない。目指す道は遠く、まだまだ足元もおぼつかないひよこにすらなれない卵。ぼちぼちと進んでいきたいのは山々だけど、周りの進み具合をこうして確認し合うと嫌がおうでも急かされる。あせらずでも、急いで。とっても難しい。ただ、今日はほんと疲れた。こう言うのにも何度か経験するうちに慣れて行くのだろうけど。練習するものでもないのだろう、ただやる事はやって行かねば。