発表の日

発表の日。1999年度の運命を決するのは明後日だけど、今日で一応の目処らしきものはついた。俺がどの研究室で研究に着手出来るのか、俺にとってこれはとってもとっても大きい。もし尊敬できる所に行けるのならば、この地の滞在を2年延ばすことも考えたい。そうでなければ地元で進む事も考えてみたい。したい事はとっても多い、それを適える為の手段は色々な道がある。先を色々と想像するのが、わからないのが、ある意味楽しく、そしてとても不安。そんなものなんでしょう。実際の結果は、意外な所を取り逃がしていたが、後は概ね順調。こんなものでしょう……って所かな。ハッキリ言うならば来年度研究だけやっていてもOKなだけはもうすでにある。まぁ趣味を兼ねて幾つかの講義を受講しようとは思っているんだけどね。一つの事を一生懸命やることも美しいけど、色々なものを観て視野を広げるのもまた楽しい。専門で無いって言う逃げ言葉。悪くは無いけど、良くも無いんだろうな。好きな事は詳しくなりたいのが本音だからね。ふと思い立って電話をかける。俺がコミュニケーションの中で最も苦手な道具。嫌いではないけど、どこと無く苦手、嫌いじゃないので話し始めると長くなるけど、話し始めるまではやっぱり長い。そんなもの。まぁこれでしか得られない事があるからこの道具を使う事があるんだろうけど。人の解説文に動かされる。文章を色々な立場で評価し、それを文章にすると言う事。とっても難しく、とっても興味深い。思いを形にする技術。