なんでかな

何も無い先週をカット&ペーストした様な日常の方が落ち着くのかもしれない。大きな事件が無ければ、起きた後朝の準備をしながら簡単に頭で立てる朝のスケジュールには毎週変わらずに続けている事が入っている。それを昨日までの自分の状態なんかを考慮に入れて今日の予定を毎朝立てる。これ以上予定が減るのも、ましてや増えるのも自分としてはなかなか大変なものがある。俺の中では予定は未定であって決定では無いであると同時に予定は確実にこなせる未来の姿でありたい。俺はスケジュールをしっかり立てる方なのだろう。このスケジュールは驚くほどのペースで変わっている。それに気がつき始めてからは手帳を持たなくなった。最近は自分の記憶を一番信用している。忘れる事もあるけど、忘れたらそれまでの事それ程大切ではなかった事。逆に旅に出たりして非日常を謳歌している時にはスケジュールを綿密に組むのは好きではない。その日目が覚めて汽車の走行音に心奪われたのでそいつに飛び乗る。遠くに住む友人に約束無しで会いに行く。宿泊先も現地に着いてから決める。そういうのが好き。ここに書く文章自体もかなり行き当たりばったりの面白さがある。エディッタを起動するまでは、何を書くとかいう事は考えていないのだから。キィボードの前に座ってホームポジションに指を置いた時から考え始め書き出す。今日みたいに文脈も何もあったもんじゃない言葉が飛び出してくる事が書いていて一番面白い。 これだけ溜まると過去自分が書いたものを読み返したりするけど、ホント気侭に書いているのが自分でもよく判る。言葉じゃもっとコメディが強くなるだろうし、日記帳に書き付けていたら、また違った文章が生まれたかもしれない。でもここでしか生まれない事もある、それも面白い。