ゴール

ここまでがゴールだぁぁ! と思いながら必死の思いで頑張って、そのラインまでは確実に作業を上げても。監督者にそれ以上の事を求められる。既に最初言われた所まで仕上げているというのに……ゴールに入ったと思った瞬間にそのゴールラインを遠くにもっていかれる事ほど、辛いと言うか、情けないと言うかやりきれない気持ちになることは無い、やる気が一気に萎えてしまう。こうなったらもう駄目、最初の様に覇気を持って事に望む事自体が難しくなる。全てのラインを自分で引くことが出来ればそう言う事は少なくなるのだろうが、さすがにそうは言い切れないのが常というものなんだな。