『世界樹の迷宮』Log.6 世界が広がって行く楽しさ。

世界樹の迷宮(特典無し)

世界樹の迷宮(特典無し)

 最初は何も知らない。
何かをするためではなく、ただこの迷宮の奥に入ってみたいという理由から冒険ははじまる。
物語はなにもない、周りにも何も無い。あるのは5人の仲間と自分の知恵だけ。
そんな世界が少しずつ広がってくる。この迷宮にはこんなものがあって、こんなものが生きて生態系を形成している。

小さな頃自分のうちの周りしか知らなかった自分が、
小学校の学区内ならばどこでも分かるように自由に移動できるくらい世界が広がり、
たまに街に連れて行ってもらうだけでもっともっと世界が広がって。
海外旅行を経験したときは、国って単位の新しい視点を得た気もした。

世界樹の世界には便利な乗り物はなさそうだけど、
こうして一歩一歩歩いて、
自分が自分だけの地図を作る行為、それだけでも十分に楽しんでいる。
この曲がり角の先には何があるんだろう?
この階段の下には??
まだ歩いていない場所をもっともっと歩いてみたくなる。