エミリィロッダ『ローワンとゼバックの黒い影』

ローワンとゼバックの黒い影 (リンの谷のローワン 4)

ローワンとゼバックの黒い影 (リンの谷のローワン 4)

半端者。
その世間の多数派とは違う。
少数側に届いてしまうもの。少数ゆえの形見のせまい想いに襲われる。
自分に自信がなくなってしまう。
だけど、どんな人でもその人の力を出す場面はやってくる。
男性であれ、女性であれ。
その人の力が必要になる。
数が少ないってことは、それだけで価値になる。
その価値を持ち続けることも今の勇気