はやみねかおる『徳利長屋の怪』

世界がどれだけ変化しようと、自分の普段の生活に直接影響が無いならばあまり考えない。薄情なのかもしれないけど、真実。自分と自分の周りが幸せだとそれで嬉しい。ただ、自分とその周りが幸せになるためには、自分が所属しているこの世界も幸せであって欲しい。全体を切るのではなく、1つの世界のプロになることが、全てを魅せてくれることもある。井の中の蛙であることを忘れず、だけど井の中でも深さと空の高さは知っているべき。それが想像力。