時間旅行ものっていつかは挑戦してみたいテーマなんです。あの「
ドラえもん」だってはじまりは未来の世界から
ドラえもんがやってきたことですから。これに代表されるくらい時間旅行で有名な作品っていろいろ読んできました、思い返しただけでも「
時をかける少女」も「
夏への扉」も「バックトゥザフューチャ」も読んでいるんですよね。こういう時間旅行の作品って普通の時系列にそって読んでしまうと謎ですらなくなってしまうんでしょう。同じ物を扱っていてもすべてもつ方向が違うんですよね。そんな時間旅行作品の中でもこれ、とても面白く読めました。現在の物理学ではまだ不可能な領域だけに、エンターテインメント作品は果敢に挑戦してきたのでしょうが、その中でもとびきりです。そしてなにより納得してしまいましたから。細かく細かく読み込んでいれば矛盾点も見つかるのかもしれませんが、そんなことを差し置いても面白いです。登場するキャ
ラクタ達が自然と動いています、頭の中で。映画もあるみたいなんで見てみたい気にもなりました。もし私が同じような状態になったらどうしましょうか？ もし私が同じテーマで作品を作るとしたらどんな作品ができあがるんでしょうか？ この作者の作品初めてよみましたが、少し追いかけてみようかなって気持ちに今なっています。
