『花とゆめ』2003年16号

単行本だけだと味わえない面白さが、雑誌を読むと味わえます。いくつかのマンガが載っているからか、それらが協力しあって雑誌になるんですね。物語の世界観は全くちがうのに、雰囲気っていうかスパイスっていうか、老舗の味わいっていうのかな。大先輩と、新人さんが一緒になって盛り上がっている感じっていうのか。雑誌を買わないと読まなかっただろうなぁってところが、投稿者に対する審査員さんのコメント。作り手だから見える視点ってのを教えてくれるようで、編者さんが添えるコメントやあらすじ紹介とはまたちがった視線が面白いんです。小説でもアニメでも演劇でも映画でもない。イラストだけではなく、お話だけでもない、マンガ。やっぱり好きだなぁ〜。