森博嗣『迷宮百年の睡魔』

迷宮百年の睡魔

迷宮百年の睡魔

作者の講演会で買い、今日まで静かに少しずつ読み進めてきました。初めて作家の講演会に参加して、じっと話を聞き入り。質問をして、答えをもらって。ファンの仲間と会話をして、その場で本を買って。事実だけを連ねると静かな時間が流れたような気もしますが、大好きだった人にお話を聞きたかった人に会えることに興奮していたことを今でも思い出します。今週末はまた講演会に参加する予定。今月発売の新刊を全く買ってないので、その本屋で買おうかなぁと週末の予定にしています。
君は私ではない、私は君ではない。求め合い、奪い合い。形に揺さぶられ形に還る。近づいて離れて。気が付いてでも気が付かされて。静かに臨む死。定義出来ないことに自由を彩らせ感情の月を満たす。今この場にたつと何が見えますか?
この作品のシリーズは好きです。世界観がとても気分が良いんです。私が生活している社会からは想像するしかない、技術や世界が、どこまで進んでも変わらないものが、あります。ふと詩を書きたくなります。