研修期間というのは、金をもらってなおかつ勉強をさせてもらっている時期。義務教育が終わったあとは自分の意志で、自分でお金を払わないと、勉強することは難しいのだろうが、新入社員の時期は給料の上に授業料も払ってもらっている。宿泊研修だったらその宿代も往復の交通費も自分で払ってないと思うと、お金ではない機会と言う形で給料をもらっているようなものなのだろう。
ただ、話を聞いているだけの研修だと、勉強にも学習にすらなりはしない。習うものでもあり学ぶものでもあるのだけど、強く勉めて何よりも自分を研ぎすまして過程を修めなければならない。自分への厳しさ。お互いの差なんてみることはできないけど、昨日の自分と今日の自分の差はみることができる。このペースは遅いかもしれないけど、昨日よりも今日今日よりも明日と成長していくのだ。
研修期間があと２か月近く続く。今現場に行ってもたいした手伝いはできない自信がある。日々研修していることに、自分がいかに物を知らなかったか驚かされているから。こういうことだったのかって新鮮な驚きが日々あって。毎日が大変だけど、楽しい。未知だったことが既知になる瞬間の快感がここにはある。
