気分転換

気分転換は上手であるべき。やらなければいけない時にがぁぁっつっと集中して、遊ぶ時には遊ぶ。その見極めが上手な方ではないけど、だからこそカレンダって頼りになるものがある、自分の自由にメリハリを付けられるのならば、強いのだろうけど、完全とは言えない俺だからこそ、カレンダ通りの休みをとる。今日はドライヴ。車を持っていない俺は、ナビシートや後部座席等だったけど、それでも、普段の生活を離れ、スピードの世界に突入すると、気分が良い。時速130Kmの領域に入って来ると、何だろう、静かに自分の奥の方が興奮しているのが解る。目まぐるしく変わる景色、昨日とも違う、明日とも違う。今を留めたそれが、自らの眼前に展開される。町に住んでいて見られるそれとも違う、どこかの境界線の上をふらふらとしているような、世界。そこには匂いがある、そこには音がある、そこには色がある。怪しさの中にのみ存在しうる危ういカッコ良さを抱いて、車は疾走していく。車欲しくなるなぁ……ドライヴいくと、そのうえ今日の様にいじっている車を複数台目の前にすると、自分でも運転したくなる。途中で比べる為に開けたエンジンルームが忘れられない。一台一台をまじまじと見たことはあるけど、今日のように複数台のそれを見比べたのははじめて、ここから車の性能が産まれあの走りが産まれて来る、外観の違いよりも、大きく違う所、基本機構が同じなのに、どうしてあれだけ走りに違いが産まれるかの答えの大半がここにある。造形美。面白そう。この気持ちがまた再燃しはじめる。それだけでもう十分。買いたい理由乗りたい理由には。でも、金が無いってのはなぁ、他に使う金を確保していたら、車なんて買えたものではない。PCも車もってなると完全なる金食いむし田からお互いに、でも、本気で考えはじめる学生のうちに車を持ちたいと。ふと、生活から離れたくなった時に、出かけられる車、長距離や景色の良いところや、道の面白い所や、そんな所を探して走ってみたくなる車。また実家に帰って乗ってみたくなった。これと同じで一生続けたくなる趣味がまた一つ増える。好きだなぁ。