それぞれ

なんと言うべきなんだろうか……順番に起きてくれれば良いものを、驚かせる事は間を置かずに一時にやってくる。それが何故だか考えるよりも早く、事態は揺りおこされ、収束が見えないうちに、新しいものをつれて来る。全ての因果が関係しているとは思えないけど、目に見える状態の間にある、時間差が、まるで誰かに時計を埋め込まれたかのように正確。予定もしなかったやらなければならない事がこうして生まれる。まぁ、自分自身の力で対処しようがある事ならば、いくら起きても、別に困る事は無い。時間をやりくりして、それに当てる時を捻出するのは、結構骨な作業だろうけど、それくらいのアクシデントに対応する能力ならば、これまで十分育てて来ているつもり。やっぱり毎回毎回、迷うのが、自分以外のものの要因が大きい時。もっと違った目でみれば、自分の因子は強くなるものなのかもしれないけど、そうとばかりも思えない事は限りなく多い。常識とか、モラルとか、品位とか、そんなのを疑いたくなる。最も大切なもの、自己同一性の為にも、社会生活を続けていく上でも。悪人ではない。でも、歪んだ善意。まがりくねった正義ほど、恐ろしいものは無い。自分がどれだけ迷惑しているのかを説明する方が、真面目に相手をする方がバカバカしくなりはじめる。一度目は許せる事でも、同じ事を二度続けた人間は信用がおけない。「ごめんなさい」って言葉が嫌い。言葉に宿る気持ちはとっても大切に受け止めたいとは思うけど、言葉だけが形骸化して存在する事が多い言葉だから。実際にそういう形をまた見てしまうと、ダメ。色々な事で、人に気が惹かれ、人を蔑視する。これらの境界線は、その人その人大きく違うもの。嘘付きも悪人も悪くない。純粋まっすぐ君、動かない人が恐い。