雨に打たれたい

Walking in the rain雨に打たれたいWalking in the rain嵐の中を
昔聴いていた歌を思い出した……どこが違うと言うのか? 出ている答えをあえて、出さない事、安易に楽な道へ逃げているのは十二分に承知しているつもり。ただ、この答えを、自らに提示することは、これから先の自分、今までの自分、本質的なそれら全てを否定することにつながり得るのが、恐い。テクニックみたいなもので、安心を与える事ってこれはそれほど難しい事じゃない。振り返ってみても、心理学的な効果を考慮した、行動になっていたのに驚かされる。まぁ、過ぎた事に色々と理屈を付けるのは、瞬間的に判断する事の何十倍も簡単なんだろうけど。こうして、理屈を付ける事で安心出来るからまた情けない。どんな行動を起こそうとも、絶対に後悔するって事を俺は知っている。起こしたら起こさなかったかもしれない自分を羨み、起こしたら起こさなかったかもしれない自分を羨む。同じするならやってやろうって事で行動する事。正しいとか間違っているとかそんな基準が通用しない事。これを思うと、既に答えがあることを、理解し、暗記しようと努める事がいかに簡単な事なのかと思えてしまう。どこまでいっても、根源に関わって来る問題だろうから。結局、今がそれなりに心地よいから、動きたくないんだろう。それを知っている分、それから派生する事が見えてしまう。強いとか弱いとか、正しいとか正しくないとか、良いとか、悪いとか……Walking in the rain