文庫の人

俺が買う小説は、基本的に文庫ばかり、でも何人かハードカヴァでも買いたいと思う作家がいる。文庫に収録されるのが待てない作品達。そういう作品は多少生活費を圧迫しようとも、買って手元においておきたい。雑誌なんかは逃してもあぁしょうがないなぁで済ませる事はあるけど、やっぱり本読みの性として逃す事が出来ないものはある。今日は、帰り道思いっきり遠回りをして、買いに出かけた。この地方でこういう出版点数の少ない本の初版初刷を手に入れようと思ったらなかなか大変。手に入れられるかどうか不安だったが、何とか最後に残った一冊を手に入れることに成功! 読む時間を捻出するのが難しいけど、少しずつ、削れる時間を作って、読んでいきたい。今までのシリーズとはまるで違う作品。けど、タイトルのつけ方、章題の遊び心、装丁の妙、どんな世界を展開してくれるのか今からとっても楽しみである。今は別な小説をゆっくりと読んでいる最中なので、多分この次に入る予定。他にも積読はあるけど、それらを飛ばして、こいつが入ってくる。今日は小説の他にも、漫画も買う。この頃、刊行ペースが速くなったなぁと感じる漫画。そしてこの漫画の為に本誌を買い始めて、全員サーヴィスまで応募しようと思い、シャーペンもこのキャラクタ入りのを使っている漫画。本編ももちろん、だけど単行本だけど、おまけの嬉しさ。また何度も何度も読み返す漫画が増えた。やっぱり俺は、本が好き。