エアコン

寒さにも弱いけど、暑さにもやっぱり弱い。昨晩は辛抱たまらなくなって、寝る時間だけだと自分に言い訳を作って、クーラのスウィッチを今年初めていれた。懐かしき部屋のクーラの走行音。やがて吹き出し口から出てくる冷たい風。ものの数分でさっきまで気持ちが悪くなるような、座っているだけで汗が噴出してくるような部屋が全く違う場所に思えてくる。熱移動の仕組みを発見し、その仕組みを利用して、こんなすばらしい機械を考えた人をこう言う時尊敬してしまう。俺の実家は幼い頃からクーラがガンガンにかかっている家だった。実家でやっていた家業の関係や、父親の体質が起因しているのだろうけど。そのおかげか、今までクーラ病に悩まされた事が無い。少々利き過ぎているかなぁって思うくらいが俺にとっては丁度良い。少しでも風が抜ける部屋だったら、今の時期まだクーラを入れなくても大丈夫なのかもしれないけど、冬暖かく夏暑い南に大きな窓が在る俺の部屋。この夏はこの機械にかなり、お世話になりそうだ。風が全く抜けて行かない部屋で夕食を食べていると、ただそれだけで腕から胸からと言わず、身体全体から汗が流れて、着ているTシャツをピッタリと貼りつける。気持ち悪い。一度、シャワーでも浴びないとやっていられないような状態。冷たい水を思いっきりかぶってスッキリとさせる。部屋で気になるのは、やっぱり電気代。こればっかりはどうしようもない、お金で快適な空間が買えるのなら、惜しむべきものでもないでしょう。他の面では思いっきり節約しているけど、こういう譲れないラインだけはある。日中は研究室のクーラの利いた空間に居る時間が長いんだろうけど。涼しい空間でキィボードをタイプしたり、ペンを走らせたり出来る心地よさ。やらなければいけない事を一つ一つこなして行く為にも、存分に遣わせてもらう予定の設備。