榎木洋子『影の王国』(6)

一人のキャラクタにいくつもの名前。恥ずかしい話、途中でゴチャゴチャになりかけた。だがこの名前一つ一つにはその人の色々な側面を表す意味がある、とても大切なもの。奥にもっと深い云われが在りそうな気までしてくる。過去の話が少しずつハッキリしてくる。全編を貫く謎が少しずつ表に現れてくる。シリーズが盛りあがってきて、益々目が離せなくなる巻。リダーの巻数は越えた、龍魔はどうかなぁ……