この頃の想い出

山田南平さんの画集「Quality Seasons」を手に入れた日。この地ではもしかしたら手に入らないのかもと半ば諦めていたこの頃だけに、とても嬉しい。内容も想像以上に素的な作品で何度も何度も読み返したい画集。漫画家の画集と言うものを買うのは俺にとってこれがはじめての作品。そして素直に買って良かったと思える作品。イラストを描くってホント難しいんだなって改めて思う。一つ一つの作者のコメントからその事が覗える。実際に絵を描いた事は趣味程度でしか無い俺にとっては想像のレヴェルでしかないのだけれど、それでも一枚一枚からストーリィを感じさせてくれるのはとても好き。ふらっと短い挿話を描写したくなる。本誌を買い始めたのも最近な俺は、昔のイラストがとても懐かしい。そんな事を思いながら読む画集で、俺はまた改めて南平さんが好きになる。結局発表会は見なかった俺。希望なんてもうかなり前からハッキリしているので、それをあえて替える気持ちも無かったのが事実。行きたい所は決まっている。それがどうなるのかは既に俺の手の届く所には無い。俺が今出来るのは、これから先をどうするかどうなっても良いように動き始めるだけ。動く準備は出来た、まだ動き出してはいない、物事は全て一番最初が難しい。静止状態から動き出す難しさ。ふと18切符を買ってフラフラとJRの旅をしたくなる。毎年やっているだけに、今年は先の予定が見えて来ない。ちょっとだけなら何とかなる、色々なバランスを考える。想像力の力を改めて思いなおす。人との繋がりがとても温かい。今年は同窓会出来るのだろうか?訳のわからない文章をだらだらと書く癒し。