Le Guin『ゲド戦記』(I)影との戦い

影との戦い―ゲド戦記 1

影との戦い―ゲド戦記 1

前々から読みたいと思っていたファンタジィの傑作の一つ、色々な場所で面白いよ!  って好評を聞いていたのだが、よ〜やく読むことが出来た。思っていた異常に奥が深いストーリィで読んでいてグイグイと惹き込まれていく。自分がファンタジィが好きだって言う事を思い出させてくれる幻想的でかつしっかりした世界。作中で語られる影。自分が影から逃れようとしている間は、それが自分を追い詰め。それと思いきって対峙すると決めた時から1歩先に踏み出せる。影って言うものは自分の暗部の象徴なのかもしれない。シリーズはまだ続く、読む機会を作って何とか読んで行きたい