自然と人工

「自然」ってものを定義することは出来ないのかもしれないな。結局の所、人間がいてこそ「人工」と言う言葉が存在しえるんだしそれに対する言葉として「自然」というものがあるんだろうから。人間なんて居なかったら、自然は己が事を「自然」なんて称さないだろうし称する必要もない、人間に認識された時点で「自然」になり得るのなら純粋な意味での「人工」に対する「自然」なんて概念でしか存在し得ないのだろう。これに淋しさを感じるのはおろかな事なんだろうか……でも、概念でしか測れないからこそ俺はこの言葉を好んで大切に使っていくのかも知れない。自然に自分らしくあれ……