『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』皇帝ノ月24日 Log.132

死んだおじいさんの思い出の花。
どこにでも咲いている花ではなく、
迷宮の中にしか咲いてない花。


冒険者に恋をし、
時には一緒に冒険し
時には町で帰りを待っていた彼女。
数十年の時間が経過したけど、
心に住んでいるのは1人だけ。


無口でぶっきらぼうな彼が唯一私に送ってくれた宝物。
それがこの花。
最初にもらった花は、
私たちよりも少ない時間しかなかったので、枯れてしまったけど、
こうして新しい花を摘んで来てもらうことができた。
酒場のおじさんに依頼して良かった。


この依頼の裏にはどんな物語があるのかな?
私たちの冒険物語の裏にはいろんな人の色んな人の冒険物語があるんだろうね。