雨宮諒『シゴフミ』2

シゴフミ―Stories of Last Letter (電撃文庫)

シゴフミ―Stories of Last Letter (電撃文庫)

死者から届く手紙。
その1つをキィアイテムとしていても、
差出人が違い、受取人がちがうだけで
その人が背負っているキャラクタが時間が違うからこそ、
いろんなアレンジができるんだろうな。
このまま読み続けるのも面白いだろうな。


もし私が今死んだとしたら、
こうやって今の想いを告げることはできないんだろう。
シゴフミ」ってものはないのだから。
夢と想像力が産み出したストーリィ。

あたらめて大切にしたいこと、
伝えたい事は伝え続けないとね。
言っておけば良かったってことが多いと、
後悔がのこる。
だからこそ、伝え続ける。
形のない想いだからこそ、形にしてみる。

もし私が今死んだとしたら、
どこのだれも知られないんだろうね。
ただ通りすがりで読んでいる人は特に。
私と知っている人から人づてに聞いて知って行くのか。
どこかのタイミングで消えてなくなるのか。
それとも延々と残るのかな?


当たり前のことだけど、
いつかどこかで死ぬんだよね。