東野圭吾『手紙』

手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

自分と違うものを極端に恐れる人は多い。
少数派になる事を恐れる人は多い。
自分は?
自分以外の周りは?
恐れている? 恐れてない?

もしも同じ状況にたたされたらどうする?
自分が送る側なら?
自分が受け取る側なら?
その周りにいるとしたら?
こうやって物語として読むのは簡単だけど、
いつ同じ立場にたつ可能性がないとは限らない。

ほんの少しの想像力。
その想像力を増幅する疑問。
何ができる?
何をしようとできるかな?