いしいしんじ『プラネタリウムのふたご』

プラネタリウムのふたご

プラネタリウムのふたご

人は素的に騙されたいと考えている。
ほんの少しの魔法と沢山の空想を自分の心の栄養にして、自分にしかできない仕事をこなして行く。
その仕事は見た目には多いが、違いはないのだろう。
自分のなすべき事をやっている人はそれだけで輝いている。
何千kmは慣れている場所にいようとも同じ空の下で
星に願いを馳せていれば、そこはとても温かい。
想う人に出逢えた
今までの自分に新しい習慣をくれる人に出会えた。
素的だね。