舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる』

好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

この作品はいったいなんなんだろう?
ストーリィではない物語。
何が描かれている世界というものはなく、ただ、目の前に広がる世界がある。
時々ぶったぎられて、別の話が挿入されるのだが、これもまた別の話とは言えない。
素直に解らない小説。
自分の中になかった型。
1つの新しさにはなっているんだけど、評価も何もこのもやもや感ってのはあまりないだろうね。
言葉にできない論理かもしれない。