筒井康隆『鍵』

鍵―自選短編集 (角川ホラー文庫)

時々思い出したように、作者の作品を読む。どれもはずれが無い作品達。『時をかける少女』とか『七瀬シリーズ』とか『富豪刑事』とか、読みながら思い出します。駅で見かけたけど、『富豪刑事』もドラマになるとか。主人公が女性ってだけで思いっきりアレンジされていますね。原作の視点が少しでも感じられる作品なら良いんですけど。まぁみるか見ないかはその時の気分。
今回の短編集は、ホラー文庫。その名前の通り読み終わったあと背筋に恐怖が走る作品達。たった２ページの文章でも想像できるんですね。