言葉の積み重ねで生まれるものよ。

WWWの文章に心動かされることがあります。本を読んでそうなることは多いのですが、このWWWでもそんな素的な文章って数多くあるんです。私の中にあったものを、私とはまた別のベクトルから書いてくれるような文章。私の中には全くなかったものの見方を教えてもらうような文章。感動ってとても近い場所にあるのかもしれません。

文章を読むことが、その行間に将来の私が書くかもしれない文章を読むような感覚があります。瞬間を切り取って凍結させたような世界がったり、世界の全てを包み込むような愛があったり。言葉が積み重なり文章になることで、生まれてくるものの素的さです。想いは無限で形がないのだけど、それらを表現するために言葉って手段が1つあります。世界で起こる全てが全部自分の中で何かの反応を起こしてくれているようで、何か楽しいんです。

ただ、度が過ぎるとどうしようもないものになるんですよね。周りが関係なくなることって恐怖ですからね。一人ではない世界です。自分だけが楽しいではいけない世界です。自分の楽しさが周りに伝わるように、なによりも周りを楽しませるように。どこかで留まることで鋭さは次第に失われていきます。目の前には確かなものがあります。一歩進むことが新しいものを連れてきてくれます。懐を広く、周りに優しく。もっともっと自分からのアクションを起こすためにも。

意図とは違うことを読み取っても自分の中に世界ができればそれは正解なのでしょうね。そんな世界感を提供するために、今と今からの私はいます。