手段と目的

手段と目的をはき違えそうになる瞬間がある。メールだって、電話だって、コミュニケーションの手段にすぎない。手段をとることが目的になることって怖い。手段を用いたその結果が目的なのに、手段のためには目的を選ばなくなると危険。目的って大きなものである必要はない、最終目標みたいな物は高く遠くに掲げるべきだけど、そこに至る道々に小さな目的を見つけて名付けていく。そこへ至る手段は手段にすぎない。この線をしっかり引くのって難しいんだろうけど、でもだからこそ引かなければいけない。気を付けろ、とっても怖いけど。逃げるな、ここからは。思いやる気持ちだって大切だけど、もっと大切なことだってあるはず。何が一番大切って概していうことはできないだろう。その時大切って思うこと、そこで信じていること。時間を奪えない、奪いたくない。とくにこの時期はカウントダウンがはじまった今だからこそ、時間はそれだけ。がんばってではなくて、がんばろうでもない。そこに言葉は要らない、俺がやっていることを伝えるだけ、伝える努力は惜しまない、解ってもらえるという甘えは禁ずる。