そんな時間

タツに入って、手紙を書く。傍らには、先程いれたばかりの紅茶が温かな湯気と共に豊な香を俺に届けてくれている。一口飲むと身体が内側からほっこりと温まる。周りは先程からDJが気楽なお喋りをしながら、はじめて耳にする海外の音楽達を届けてくれる。そんな中俺は、コタツに入って、手紙を書く。俺はE-mailを書くのはもちろん大好きだけど、自分の手で文字を綴り切手を貼って宛名を書く手紙ってのも好きな俺。E-mailと比較すると非能率的で非経済的なのかもしれないけど、やっぱり好きなものはやめられない、俺の趣味の一つ。俺に手紙を書いてくれる友達がいる嬉しさ、俺の手紙を受け取ってくれる友達がいる幸福。