Lewis Carroll『不思議の国のアリス』

不思議の国のアリス (岩波少年文庫 (047))

不思議の国のアリス (岩波少年文庫 (047))

読んでいてとても懐かしかった、はじめて読んだのは絵本だったろうか、それが後アニメになったり小説になったり様々な媒体で触れてきたストーリィ、最初の純粋な感動を思い出す。しばらく読まなくなって10年くらい経っただろうか、思い出した様に昔ハマッタ本を読むのは面白い。当時はただ、この不思議な世界に魅せられただけだったけど、この年になって再び読み返すとより深い所に心奪われる、表層に現れるものの奥に作者の思想が感じられ改めてハッさせられるシーンがある。