公と私と

インターネットは公的か私的か……一対一でやり取りするメールは完全に私的なのかもしれなし、でもウェブ技術は……例えばURLを一部の人にしか公開していないページは私的なのか? こんな私的な雑文をこういうふうに公開した場合は公的なものになるのか? インターネットのおかげで、売文屋いわゆるプロではない俺もこうして自分の文章を世界中に向けて発信している世界中に発信していると言うことは公的なのかもしれない……誰かが読むだろうと意識しているのだからでも俺のページのURLはあまり知られていない……逆にURLが良く知られている掲示板は私的なのか公的なのか? パスワードを定義すれば私的になるのか? しなくとも私的なのか? そもそも、公私を明確に区別する事は可能なのだろうか? ネット以外でもかなり難しい事を、質量や体積も概念でしかない世界で定義することは可能なのか? 自問だけで自答がない文章。