篠田真由美『美貌の帳』

時が流れる物語。
季節は巡りゆき、同じ季節はまたやってくるのだけど、
巡り行くだけではない、積み重ねて行くものもある。
それで良い。
それ以上は必要ない。
忘れない引きづられない、全ての経験がその時の選択が今の自分を作り上げた。