有栖川有栖『海のある奈良に死す』

海のある奈良に死す (角川文庫)

海のある奈良に死す (角川文庫)

トリックとはまるで関係無い点なのだが火村の科白や、上りと下りの新幹線がすれ違うシーンは絵的にとてもカッコイイ! TVドラマに向いている作品かもしれない、日本中をといっても東海道を上り下りと繰り返したかなり派手な作品になっているまぁこんな事は小さな事、有栖川の作品はキャラクタの心の動きを読んでるのがとても面白いと私は想う。